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金剛石・水は器
こんごうせき・みずはうつわ
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日本
曲 奥 好義
詞 昭憲皇太后
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「金剛石・水は器」は、奥好善が作曲した「金剛石も磨かずば」という歌詞の文部省唱歌です。作詞は、明治天皇の夫人の昭憲皇太后です。金剛石はダイアモンドのことです。
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人の生き方と道徳について説く内容ですが、華族女学校(学習院女子中・高等科)の教育指針を詠んだものです。
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金剛石も
みがかずば
玉の光は
添わざらん
人も学びて
後にこそ
まことの徳は
現るれ
時計のはりの
絶間なく
めぐるがごとく
時のまの
光陰惜みて
励みなば
いかなる業か
ならざらん
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こんごうせきも
みがかずば
たまのひかりは
そわざらん
ひともまなびて
のちにこそ
まことのとくは
あらわるれ
とけいのはりの
たえまなく
めぐるがごとく
ときのまの
ひかげおしみて
はげみなば
いかなるわざか
ならざらん
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水は器に
したがいて
そのさまざまに
なりぬなり
人は交る
友により
よきにあしきに
なりぬなり
己に優る
よき友を
えらび求めて
もろともに
心の駒に
鞭うちて
学の道に
進むべし
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みずはうつわに
したがいて
そのさまざまに
なりぬなり
ひとはまじわる
ともにより
よきにあしきに
なりぬなり
おのれにまさる
よき友を
えらびもとめて
もろともに
こころのこまに
むちうちて
まなびのみちに
すすむべし
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