新しい歌詞(昭和22年以降)
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しばしも休まず
つち打つひびき
飛び散る火花よ はしる湯玉
ふいごの風さえ
息をもつがず
仕事に精出す 村の鍛冶屋
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しばしもやすまず
つちうつひびき
とびちるひばなよ はしるゆだま
ふいごのかぜさえ
いきをもつがず
しごとにせいだす むらのかじや
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あるじは名高い
はたらきものよ
早起き早寝の やまい知らず
永年きたえた
自慢の腕で
打ち出すすきくわ
心こもる
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あるじはなだかい
はたらきものよ
はやおきはやねの やまいしらず
ながねんきたえた
じまんのうでで
うちだすすきくわ
こころこもる
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古い歌詞
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しばしも休まず
つち打つひびき
飛び散る火花よ はしる湯玉
ふいごの風さえ
息をもつがず
仕事に精出す 村の鍛冶屋
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しばしもやすまず
つちうつひびき
とびちるひばなよ はしるゆだま
ふいごのかぜさえ
いきをもつがず
しごとにせいだす むらのかじや
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あるじは名高き いっこく老爺、
早起・早寝の、病知らず。
鉄より堅しと ほこれる腕に
勝りて堅きは、彼がこころ。
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あるじはなだかき いっこくおやじ、
はやおき・はやねの、やまいしらず。
てつよりかたしと ほこれるうでに
まさりてかたは、かれがこころ。
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刀はうたねど大鎌小鎌
馬鍬に作鍬 鋤よ鉈よ
平和の打ち物休まずうちて
日毎に戰ふ 懶惰の敵と
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かたなはうたねどおおがまこがま
まぐわにさくぐわ すきよなたよ
へいわのうちものやすまずうちて
ひごとにたたかふ らんだのてきと
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稼ぐにおひつく貧乏なくて
名物鍛冶屋は日日に繁昌
あたりに類なき仕事のほまれ
槌うつ響にまして高し
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かせぐにおひつくびんぼうなくて
めいぶつかじやはひびにはんじょう
あたりにるひなきしごとのほまれ
つちうつひびきにましてたかし
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